カレンダー通りの休みがとりやすい

医師がクリニック(医院・診療所)を選ぶ理由はどこにあるのでしょうか?

まずあげられるのは、カレンダー通りの休みがとりやすいという点。
ベッド数の多い病院のケースでは、入院患者の体調管理や医療ケアのため土日・祝日に関わらず出勤しなければなりません。

ところが入院のための設備がなければ医師が当直を行う必要はありませんし、入院中の患者の容体悪化で真夜中に呼びだされることもあり得ません。
夜間に患者の急変等で病院に急行することもなく、自宅で静かに過ごすことができます。

カレンダー通りにお休みがとれるのは、とくに家族のいる医師にとっては大きなメリットです。
土日・祝日はお子さんの参加する行事や、冠婚葬祭に関わる法事や結婚式、友人とのつき合い、家族にからむ用事などさまざまな予定が入るもの。

土日にタイミングよく休めるわけではない病院勤務の医師はこれら行事やイベントに参加できないこともあり、家族も我慢せざるを得ない面がありました。
「仕事のため」「仕事優先」の医師も少なくありません。

ただ「家族と触れ合える時間をできるだけもちたい」と希望する医師や、お子さんのいる女医の場合はどうすればいいのでしょうか?
とくに夜勤のない診療所に勤務するのであれば、プライベートな時間をある程度覚悟することができます。

もし当直がなく日勤のみであれば、医師は朝8時前後からの出勤で夜は7時前後に帰宅できるケースもあります。
ライフワークバランスを重視したい医師、プライベートを大事にしてる医師にとって、クリニック勤務には大きな魅力があります。

医師自身のもつ経験や知識を存分に生かしたい

クリニックへの転職理由はほかにも「専門的な診療科目だけに特化した医療ケアができる」「地元に住む患者と触れ合える」というものもあります。

市中にある診療所や医院はほとんどが単科、また併科でも標榜する診療科目の数はかなり限られてきます。
患者は「眼科」「皮膚科」「胃腸科・内科」など、診療所の診療科目をきちんとチェックして通院してくるのが普通です。

そのため専門分野だけの医療サービスを提供でき、医師自身のもつ経験や知識を存分に生かすことが可能となるのです。
また大規模病院では患者数が多くじっくり丁寧に診察できないこともありますが、クリニックは地元の患者が多く通院しており、顔見知りになると世間話や日常生活の相談など密な交流をもつことができます。

地域医療を充実させたい、出身地の医療ケアに貢献したいと望む医師は特定エリアにあるクリニックを転職先として考える傾向もあります。
そして診療所は日本全国に約10万か所あると言われており、求人が非常に多く転職しやすいのも人気の秘密です。

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